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■ドッグランの設置希望について 2003年11月23日(日)

☆ワイズ君のパパさんが問い合わせを
した事に対しての市の回答です。☆

ご意見ありがとうございます。また大利根緑地のご利用とお気遣いにも感謝いたします。
今回いただきましたドッグランの設置のご意見ですが、現在のところ残念ながらご意向に沿えません。以下に、ドッグランに関する状況を説明させていただきます。
昨今のペットブームで、たくさんの方が犬を飼われドッグランも増えてきています。民間の経営するドッグラン以外にも、自治体が運営するドッグランが東京都の駒沢オリンピック公園や神代植物園などで、昨年の試行期間を終え、今年の11月から本格実施されています。
これらの公園においてドッグランが成功しているのは、設立に際し、地域の方や犬の飼い主の方のご理解と行動があったことと、運営に関しても協力していただいているからと思われます。
高崎市においては、平成13年3月頃、市内の愛犬家のクラブ等の代表などを中心とする方々から、烏川の石原緑地にドッグランの設置が求められました。
これらの方々や獣医師、群馬県保険福祉事務所、高崎市で協議・検討した結果、犬を飼っている人全体のマナーのレベルがいまだに低く、また管理面や衛生面の問題が多く残されている現状では、ドッグランの設置は非常に難しいとの結論に至りました。

施設自体の設置にはコストは多くはかからないと考えられますが、衛生対策としての消毒・糞尿の問題、犬の体格・しつけレベル・飼い主のマナー意識の違いからくる ラブル、咬傷事故(犬同士、犬と人間)などを考えますと、自治体だけでの運営には限界があるものと思われます。
東京都では、地元のたくさんの方の発議により設置が要望され、またボランティアとして清掃協力などが行われているそうです。
現在、高崎市では糞尿等の衛生問題から、公園内の芝生部分への犬の立ち入りはご遠慮いただいております。利用者が安心して芝生でくつろげないからです。また、地元町内会の強い要望により園内立ち入りを一切禁じている公園もあります。
このなか 愛犬家の方のご要望を受け、烏川の河川敷にある石原緑地のピクニック広場は、芝生内も犬連れで利用可能としています。ただし、当然リード(とも綱)は着けていただいています。
最近、この緑地で、糞が多く残されていたり、犬を連れていない方から「リードを着けていない犬が居て怖い」などの声が寄せられているため、職員が巡回しています。
その際、リードの着用をお願いしても逆に居直られるなどのトラブルも多発しており 苦慮しています。
このようにドッグランや犬に関する状況は過渡期にあると思われます。今後、ペットへの意識の向上やドッグランへの認知度の高まりなど愛犬家の方や地域住民の方のご 協力にも期待しているところであります。
以上

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